【ネタバレ】『デッドプール』(映画)のあらすじ・感想

あらすじ


ニューヨークでトラブルシューターをするウェイド・ウィルソンはある日、酒場「シスターマーガレットのバー」でヴァネッサというストリッパーの女と出会い、1年の交際期間を経てプロポーズまで成功させる。
幸せの絶頂にいる中、突然気を失い床に倒れたウェイドは病院の医師から末期癌であることを告げられた。
健気に励ますヴァネッサをよそに、絶望し落ち込むウェイド。
ウェイドが酒場に訪れると、店主からウェイドを探しているという男が来ていると言われる。
その男は「我々ならあなたの癌を治せるかも、しかもスーパーヒーローに生まれ変われる」と話を持ちかけてきた。怪しむウェイドは一旦、話を断る。
帰宅後、やはりヴァネッサのことを考えると行くしかないと決心したウェイドは、再びリクルーターの男の元へ向かった。
着くや否やベッドに拘束されたウェイドは、エイジャックス/フランシス・フリーマンという男に拷問とも呼べるような人体実験をされ痛めつけられる。DNAに潜む “ミュータント遺伝子” を活性化させる血清を投与し、痛みを与えることで突然変異を誘発させるらしい。
壮絶な人体実験の末、無事に癌も治って特殊能力も得るが、代わりに全身の皮膚が爛れたような醜い姿になってしまった。
そして治療が完了したにも関わらず痛ぶりたいという理由だけでウェイドの人体実験を続行するエイジャックス。ウェイドはマッチ棒で建物を燃やした。
燃え盛る炎の中、ウェイドはエイジャックスに殴りかかるが反撃にあい、そのままウェイドを残してエイジャックスはどこかへ消えてしまった。
そして人体実験のせいで醜い顔になってしまった為に、愛するヴァネッサの元へ帰る事が出来ないウェイド。
元の顔に戻してもらうため、自作の赤い覆面マスク、コスチュームを身につけ「デッドプール」と名乗りフランシスの手下を片っ端から倒して消えた彼の行方を追う。
そしてリクルーターの男を追い詰めたデッドプールはフランシスの居場所を聞き出し、高速道路でフランシスとその手下達を襲撃する。ようやくフランシスを捕らえたウェイドだったが、騒動を聞きつけやってきたコロッサス、ネガソニック(x-menのヒーローたち)と押し問答をしている最中に、フランシスが隙を見て逃げてしまった。
デッドプールの正体を知ったフランシスは彼を始末することに。ヴァネッサを誘拐し人質にとったフランシスはヴァネッサの携帯を使って「会いに来い」とウェイドにメッセージを送る。コロッサスやネガソニックと共に大量の銃や弾を持ってフランシスのいるアジトへ乗り込んだ。激しい戦いの末にウェイドはヴァネッサを救い、フランシスを追い詰め顔を元に戻すよう迫ったがフランシスは無理だと言い放ち、治せないことが発覚する。ウェイドはフランシスを銃で撃ち殺した。
そして、ウェイドはマスクを外してヴァネッサに素顔を見せ、ヴァネッサはウェイドを受け入れた。

感想


如何にして“デッドプール”が誕生したかが描かれた今作。X-MENシリーズとの繋がりは殆どないので、X-MENをよく知らない人でもそれなりに楽しめるかと思います。

作中では彼のお喋りでコミカルな部分が目立ちますが、アクションシーンは爽快で迫力があり、とてもかっこいいです。
グロいシーンがちょいちょいあるので、苦手な方は要注意かもしれません。

そしてデップーが終始、めちゃくちゃ観客(我々)に語りかけてくる。
絵に書いたように口から先に生まれた男、ウェイド・ウィルソン。
結構、シリアスそうなシーンでもお口が止まりません。
メタ発言も多いです。そしてお下ネタも。
これらを面白いと感じるか寒いと感じるかは見る人次第ですが、個人的には面白くて最高。

あと、個人的にはタクシー運転手のドーピンダーがいいキャラしてて好き。
婚約者(ギータ)を従兄弟に盗まれたという彼は、乗客として乗せたデップーに「ギータを逃すな、諦めるなよ。」と言葉をかけられる。物語の後半で再び登場するが、どうやら様子がおかしい。タクシーのトランクから男の叫び声が聞こえる。話を聞くとトランクにいるのは例の恋敵らしい。

おいー!なにやってんねんー

陽気さの中に狂気が混じったようなキャラでクセが強くて良き。

登場人物・キャスト


ウェイド・ウィルソン/デッドプール(演:ライアン・レイノルズ)

元特殊部隊員で、現在はニューヨークでトラブルシューターをしながら日銭を稼ぎ生活している傭兵。末期がんであることが判明し、その治療のためにウェポンXプログラムの人体実験の被験者に志願した。その結果、驚異的な治癒能力を手に入れるが、治癒能力を引き出させる代償として、全身の皮膚が焼け爛れたように変異してしまう。その後、元の自分の姿に戻りヴァネッサの元へ帰るために、自作の赤いコスチュームと二振の刀、二丁拳銃を身に纏い、自らを傭兵「デッドプール」と名乗り、エイジャックスらを追跡する。

引用 – Wikipedia

ヴァネッサ(演:モリーナ・バッカリ)

ウェイドのガールフレンドでニューヨークのストリッパー。傭兵達が仕事を求めて集まる酒場「シスターマーガレットのバー」でウェイドと出会い、身内から虐待を受けていた彼と同じ境遇や、ウェイドの口数やジョークも理解できることから1年の交際を経て婚約までするが、末期がんが見つかったことで落ち込むウェイドを慰める。ウェイドが失踪してからは、ストリップバーでウェイトレスとして働いている。ウェイドは変異した醜い顔では受け入れてもらえないと思い込んでいたが、再会した後に変異した彼の顔も、「お酒がぶ飲みすれば、この顔に喜んで跨がる」と言って受け入れる。

引用 – Wikipedia

フランシス・フリーマン/エイジャックス(演:エド・スクライン)

ウェポンXプログラムを仕切ってる組織のリーダーにして、超人的な反射神経と無痛無感覚の身体を持つミュータント。難病の治療と称し、リクルーターの男を通じて各地の難病患者を集めて人体実験を施している。実験の狙いは、人工的なミュータントの製造であり、超人奴隷としてオークションで売り飛ばしていた。必要以上に相手をいたぶる事を好み、ウェイドからも「サイコ野郎」と評される程のサディストである。

引用 – Wikipedia

ウィーゼル(演:T・J・ミラー)

酒場「シスターマーガレットのバー」の店主で、ウェイドの親友(悪友)。

エンジェル・ダスト(演:ジーナ・カラーノ)

フランシスの側近を務める女性ミュータント。「X-MEN」のメンバーであるコロッサスとも互角に戦えるほどの戦闘力の持ち主。

ブラインド・アル(演:レスリー・アガムズ)

ウェイドと同居する盲目の老婆。コカインを常用するファンキーなクセ強おばあちゃん。

ドーピンダー

タクシー運転手の男性。婚約者を従兄弟に奪われるが、たまたま乗客として乗せたデッドプールに影響され、まさかの従兄弟を車のトランクに閉じ込めるという暴挙にでる。

ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(演:ブリアナ・ヒルデブランド)

坊主の女性ミュータントで「X-MEN」の訓練生。

コロッサス(声:ステファン・カピチッチ、日本語吹替:嶋村侑)

「X-MEN」のメンバーで鋼鉄の身体と超人的な怪力を持つミュータント。

配信されているサービス


『デッドプール』は以下のサービスなどで配信されています。

  • Disney+
  • DMM TV
  • Rakuten TV
  • Lemino

投稿者 masao

大阪生まれ。B型。洋画が好きな普通の会社員です。映画の感想を中心におすすめの映画を紹介していきます。

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